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子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについて

担当 : 健康推進課 / 掲載日 : 2024/10/08

子宮頸がんとは

 子宮頸がんは、女性の子宮頸部にできるがんのことで、その多くにヒトパピローマウイルス(以下、HPVという)が関係しています。HPVは、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するといわれている一般的なウイルスです。日本では年間、約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、そのうち、約2,900人が亡くなっています。患者は20歳代から増え始めて、がんの治療により30歳代までに子宮を失うこともあり、結果妊娠できなくなってしまう人も、1年間に約1,000人います。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの定期接種について

 HPVワクチンを接種することで子宮頸がんの50~90%を防ぐことができるといわれています。接種にあたっては、下記の厚生労働省ホームページからリーフレットをご参照いただき、ワクチン接種をご検討ください。


定期接種の対象者

 小学6年生~高校1年相当の女子

接種費用

 無料

※実施期間を過ぎて実施した予防接種は、任意接種となり実費がかかります。令和7年3月末までであれば、合計3回の接種を完了したかを問わず、それまでに行った接種(1回目や2回目)は、公費による接種となります。

接種方法

 高知県内のHPVワクチン接種実施医療機関による個別接種
  
 ※予約が必要な場合がありますので、事前に接種実施医療機関にお問い合わせください。

接種時に必要なもの

 (1)予防接種予診票
 (2)母子健康手帳
 (3)保護者が同伴しない場合の同意書
   (接種時に接種者が満16歳未満で保護者が同伴できない場合のみ)

 ※予診票を紛失された方は、再発行ができます。
  母子健康手帳をご持参のうえ、健康推進課までお越しください。

HPVワクチンの種類と接種回数

 HPVワクチンは、3種類あります。接種回数および接種間隔は下記の表のとおりです。

ワクチンの種類 回数 標準的な接種間隔 ※1

サーバリックス(2価)

3回

2回目:1回目の接種から1か月後

3回目:1回目の接種から6か月後

ガーダシル(4価)

3回

2回目:1回目の接種から2か月後

3回目:1回目の接種から6か月後

シルガード9(9価)

※2

2回

【1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合】

2回目:1回目の接種から6か月後

3回

【1回目の接種を15歳になった以降から受ける場合】

2回目:1回目の接種から2か月後

3回目:1回目の接種から6か月後

※1 上表の標準的な接種スケジュールがとれない方は、医療機関もしくは健康推進課までご相談ください。

※2 シルガード9(9価)は、令和5(2023)年4月から、シルガード9も公費で受けられるようになりました。


子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について

 HPVワクチンは、平成25年6月16日付け厚生労働省通知に基づき積極的な接種勧奨を差し控えられていましたが、令和3年11月26日付けで同通知が廃止され、接種勧奨を再開することとなりました。

 積極的接種勧奨を差し控えられていた間、接種を受ける機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保するため、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う「キャッチアップ接種」が令和4年4月から始まりました。


キャッチアップ接種の対象者

  平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性(HPVワクチン接種完了者は除く)

実施期間

  令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

予診票(キャッチアップ接種用)の発行について

  接種を受けるには、キャッチアップ接種用の予診票が必要です。
  予診票をお持ちでない場合は、母子健康手帳をご持参のうえ健康推進課までお越しください。

子宮頸がんワクチン任意接種に対する償還払い制度ができました

 接種勧奨差し控えにより子宮頸がんワクチンの接種の機会を逃し、定期接種対象年齢を過ぎて自費で接種した方への接種費用償還払い制度ができました。該当する方は健康推進課までご連絡ください。

  • 対象者  : 平成9年度から平成16年度に生まれた女性
    実施期間 : 令和7年度末まで

子宮頸がんワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口

  • 総合的な担当窓口     高知県健康対策課 TEL:088-823-9677
    学校生活に関する相談窓口 高知県保健体育課 TEL:088-821-4928
    予防接種救済制度について 須崎市健康推進課 TEL:0889-42-1280

子宮頸がん予防接種に加え、子宮頸がん検診による早期発見が大切です

 ワクチン接種で子宮頸がん発症のリスクを大きく減らせることは確かですが、残念ながら100%予防できるわけではないため、「早期発見」への工夫を組み合わせることが大事です。
 早期発見に最も有効なのは、定期的な「子宮頸がん検診」です。その有効性は科学的に認められており、「20歳以上の女性は2年に1回の検診」が推奨されています。須崎市では、がん検診の費用の多くを公費で負担しており、下記の自己負担で検診を受けることが出来ます。

●集団検診 (須崎市総合保健福祉センター等市内施設で実施する検診)

検診の種類 対象(年齢・条件) 料金 備考
子宮頸がん検診
(内診・細胞採取)
20歳以上の女性
(2年連続の受診はできません)
500円 今年度21歳になる方には、無料クーポンを5月頃に送付。

●個別検診(県内委託医療機関で実施する検診)

検診の種類 対象(年齢・条件) 料金 備考
子宮頸がん検診
(内診・細胞採取)
20歳以上の女性
(2年連続の受診はできません)
1,000円 今年度21歳になる方には、無料クーポンを5月頃に送付。


このページに関するお問い合わせ

健康推進課

〒785-8601 高知県須崎市山手町1番7号
Tel:0889-42-1280  Fax:0889-42-1245

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